米労働生産性:第4四半期は約2年ぶり大幅マイナス-労働コスト上昇

2015年10-12月(第4四半期)の米労働生産 性はここ2年近くで最大の落ち込みとなった。労働コストは上昇した。

米労働省が4日発表した第4四半期の非農業部門労働生産性指数 (速報値)は前期比年率3%低下した。これは2014年1-3月(第1四 半期)以来最大のマイナス。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予 想の中央値は2%低下だった。第3四半期は2.1%上昇(従来発表 は2.2%上昇)に修正された。

労働生産性指数は、15年通年では0.6%上昇した。

ソシエテ・ジェネラルのシニア米国エコノミスト、ブライアン・ジ ョーンズ氏(ニューヨーク在勤)は「生産性は基本的に沈滞している」 とし、それはつまり「生産を拡大するためには労働者を増やし続ける必 要がある」ことを意味すると指摘した。

第4四半期の単位労働コスト指数(単位当たりの生産に要する労働 コスト)は4.5%上昇と、1年ぶりの大幅な伸び。市場予想の中央値 は4.3%上昇だった。15年通年では労働コストは2.4%上昇と、07年以来 の大幅な伸び。

第4四半期のインフレ調整後の実質ベースでの時間当たり給与 は1.1%上昇(前期は2.5%上昇)。15年通年では2.8%上昇と、2000年 以降で最大の伸び。

統計の詳細はをご覧ください。

原題:U.S. Productivity Falls Most Since Early 2014, Labor Costs Jump(抜粋)

--取材協力:Jordan Yadoo.

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