中国、QFII制度の投資額や資金移動制限を緩和

  • QFII制度、10億ドルの投資枠は撤廃
  • オープンエンド型ファンドは毎営業日に資金出し入れ可能に

中国は外国機関投資家の投資額や資金の国外持ち出しに関する制限を緩和した。過去最大のペースで進む資本流出が人民元を圧迫する中で、中国資産の魅力を高める狙いだ。

  中国国家外為管理局(SAFE)は、適格外国機関投資家(QFII)制度の承認を受けた外国人投資家は今後もはや投資枠の申請をする必要がなく、運用資産額に連動した最大額の割り当てを受けることになると発表した。ただし、割当額は50億ドル(約5870億円)が上限となる。

  オープンエンド型のファンドは中国株式市場から毎営業日に資金を出し入れすることも可能にする。

  QFII制度における投資家ごとの投資枠は以前10億ドルに設定されていたが、2015年にはフィデリティ・インベストメンツが12億ドルの割り当てを受けるなど、すでに形骸化していた。

  SAFEはまた、QFII制度で認めた投資資金はこれまで1年たたないと中国外に持ち出せなかったが、1カ月の引出純額が前年末の保有資産の20%を超えない限り、この期間を3カ月に短縮することも明らかにした。

原題:China Eases Rules on Foreign Funds in Bid for MSCI Inclusion (1)(抜粋)

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