ダークホースに賭けたHSBC、勝ち収める-農薬業界再編レース

  • スイスのシンジェンタが中国化工集団の買収案を受け入れ
  • HSBCは中国化工のリードアドバイザーを務めた

世界の農薬業界再編レースでダークホースに賭けていた英HSBCホールディングスが勝ちを収めた。HSBCは中国の化学メーカー、中国化工集団(ケムチャイナ)によるスイスの農薬・種子メーカー、シンジェンタ買収計画のリードアドバイザーを務めた。

  コンサルティング会社フリーマンの試算によれば、中国化工が提示した430億ドル(約5兆1000億円)規模の買収計画をシンジェンタが受け入れたことに伴い、中国化工が支払う手数料は最大9500万ドルで、その最大の取り手がHSBCとなる。中国企業による買収としては過去最大で、HSBCが助言を担当した案件でも最大規模となる。

  米モンサントも昨年、シンジェンタ買収を試みたものの不調に終わった。米モルガン・スタンレーの支援を受けていたモンサントは同年11月、シンジェンタに対し新たな提案を示すことを検討していると表明していた。

原題:HSBC’s Asia Bet Pays Off in Fee Windfall From ChemChina Deal (1)(抜粋)

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