シャープ:再建計画めぐり見解分かれる、きょう取締役会-関係者

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  • 決算発表前に取締役会を開催
  • シャープは産業革新機構と鴻海からの支援策を検討

経営再建中のシャープは4日の取締役会で再建計画について協議するが、政府系ファンドの産業革新機構、台湾の鴻海精密工業が提示している支援策をめぐり取締役会の見解が割れているようだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  関係者が匿名を条件に語ったところによると、一部の社外取締役らは鴻海案を含めさらに精査する必要があると考えている。4日に再建パートナーの選定を目指してきたシャープだが、この日の決定が遅れる可能性が出てきた。別の関係者は先月、シャープは機構案の方に傾きつつあると述べていた。

  シャープ広報担当の植村豊土氏は、取締役会の議論の内容については開示しないと述べた。

  鴻海は3日、電子メールを通じ、自社のシャープへの買収提示内容は株主に最善の価値をもたらすとコメント。世界でも指折りの会社に戻すため、利益率を回復させ、事業を強化させる決意だと述べた。

  シャープ株は4日午前の取引で反発。一時、前日終値比4.4%高の143円となった。

(鴻海の3日の声明を加えます.)
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