NY原油(3日):急反発、ドル下落で-記録的高水準の米在庫響かず

3日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急反発。米原油在庫が大幅増加し1930年以降で初めて5億バレルを超えたものの、市場ではドル下落による影響の方が大きかった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時1.9%低下し、これを受けて商品相場全般が上昇した。

  コンサルティング会社ショーク・グループ(ペンシルベニア州ヴィラノヴァ)のスティーブン・ショーク社長は「原油在庫が最後に5億バレルを超えていたのは、ベーブ・ルースがヤンキースでホームランを連発していた時代だ。しかしドルの方が市場の強い関心を集めた」と語った。「この日は米エネルギー情報局(EIA)ではなく、米金融当局が原油市場に影響した」と続けた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比2.40ドル(
8.03%)高い1バレル=32.28ドルで終了。前日までの2日間で11%下げ、2日間での下げとしてはほぼ7年ぶりの大幅だった。ロンドンのブレント4月限は2.32ドル(7.1%)高い35.04ドル。

原題:Oil Rises on Dollar Tumble, Ignoring Highest Supplies Since 1930(抜粋)

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