今や「恵み」の株安-レッグ・メイソンのビル・ミラー氏

  • 住宅建設株と航空株は過小評価されている
  • ミラー氏のファンド、年初からの成績は23%のマイナス

米資産運用会社のレッグ・メイソン・キャピタル・マネジメントを創業したビル・ミラー氏は、今自身が抜け出しつつある苦境は投資の好機を生み出したと考えている。

  「今の相場はまったく納得できない水準にあり、そういう意味では恵みと言える」とミラー氏(66)はブルームバーグとのインタビューで話した。「ほとんど全てが買いだというのが私の意見だ」と同氏は続けた。

  ミラー氏とサマンサ・マクレモア氏が共同で運用するレッグ・メイソン・オポチュニティー・トラストは、年初から2日までで23%の損失を喫した。ブルームバーグがまとめたデータによれば、同ファンドは過去5年間の比較において同種ファンド69%を上回る成績を記録。長期的には依然好調な成績を残している。

  同氏は過小評価されているセクターとして、原油安がプラスに作用する航空と住宅建設を挙げた。ブルームバーグの住宅建設株指数は2012年以来の低水準付近。航空会社4銘柄で構成する指数は年初から15%下げている。

  米経済について同氏は、リセッション(景気後退)の可能性は低く、堅調が続く見通しだが、今の株安が資産効果の大幅悪化を引き起こさないことが前提だと述べた。

  「手元にある情報すべてが米経済に何ら悪いところはないことを示している」とミラー氏。「むしろ悪いところがあるのは株価だということだ」と続けた。

原題:Bill Miller Says Falling Stock Markets a ‘Gift’ to Investors(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE