米供給管理協会(ISM)が3日発表した1月の非製造業総合景況指数はほぼ2年ぶりの低水準となった。製造業の長引く弱さが米経済の他分野にも広がり始めているリスクが高まった。

  1月のISM非製造業総合景況指数は53.5と、前月の55.8から低下し、2014年2月以来の低い水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値(55.1)を下回った。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す。 

  スタンダードチャータードのシニア米国エコノミスト、トーマス・コスターグ氏は「製造業の弱さがサービスの方にも広がりつつあるようだ」と指摘。「そこにデカップリングなど明らかに存在しない。見通しは不安定だ」と述べた。

  ISM非製造業景況指数は公益や小売り、ヘルスケア、建設、農業などが対象となる。1日に発表された1月のISM製造業総合景況指数は48.2と、4カ月連続で縮小を示した。

  非製造業指数の項目別では景況指数が53.9と、前月の59.5から低下。2008年11月以来の大幅な下げとなった。

  雇用指数は52.1と、14年4月以来の低水準に並んだ。前月は56.3だった。

  新規受注は56.5と、前月の58.9から低下。仕入れ価格指数は46.4と、3カ月ぶりの縮小となった。前月は51だった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Service Industries in U.S. Expand at Slowest Pace in Two Years(抜粋)

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