米メルクの10-12月:主力薬の売上高が予想下回る-16年は減収見通し

  • 糖尿病治療薬「ジャヌビア」「ジャヌメット」売上高14億4000万ドル
  • 2016年通期売上高は387億ドルに減少も

米製薬会社メルクの2015年10ー12月(第4四半期)は主力の糖尿病治療薬の売上高がアナリスト予想に届かなかったほか、同社が示した16年見通しレンジの下限も市場予想を大きく下回った。

  同社が3日発表した10ー12月決算は、1株当たりの調整後利益が93セント。コレステロール降下剤の「ゼチーア」や、がん免疫療法剤「キートゥルーダ」などが好調で、アナリスト予想の91セントを上回った。

  一方、糖尿病治療薬の「ジャヌビア」と「ジャヌメット」を合わせた売上高は14億4000万ドル(約1720億円)と、市場予想の16億7000万ドルに届かなかった。ブルームバーグのデータが示した。

  会社全体の第4四半期の純利益は9億7600万ドル(1株当たり35セント)で、前年同期の73億2000万ドル(同2.54ドル)から大幅に減少した。前年同期は部門売却益による押し上げがあった。売上高は前年同期比2.5%減の102億ドル。15年通期売上高は6.5%減って395億ドル。

  メルクは16年通期について、調整後1株利益を3.60ー3.75ドル、売上高を387億ー402億ドルと予想。アナリスト予想はそれぞれ3.72ドルと402億5000万ドル。

原題:Merck’s Top-Selling Diabetes Drugs Miss Sales Estimates (1)(抜粋)

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