アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が下落-香港、インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】
 
  3日の中国株式相場は下落。トレーダーが強気のポジションを解消したほか、原油相場が1バレル当たり30ドルの水準を割り込んだことがエネルギー株を圧迫した。

  上海総合指数は前日比0.4%安の2739.25で終了。年初来の下げを23%に拡大した。中国中煤能源(601898 CH)やペトロチャイナ(601857 CH)などの値下がりで、エネルギー株の指数は過去最安値を付けた。不動産株は上昇。中国人民銀行(中央銀行)が初回の住宅購入者を対象に住宅ローンの頭金要件を緩和したしたことを受けて買われた。

  京華山一国際の調査責任者キャスター・パン氏(香港在勤)は、「景気が非常に低迷する中、最近の大きな下げにもかかわらず、株式相場が下落し続けるのではないかとの懸念がある」と指摘。「米株安に伴う不安心理の影響に加え、来週の春節(旧正月)連休を控えて投資家が持ち株の処分を望んだ」と分析した。

  CSI300指数は0.4%安。香港市場のハンセン中国企業株(H株)指数は2.5%安の7858.31と、1月21日以来の安値で引けた。ハンセン指数は3営業日続落し、2.3%安で取引を終えた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  3日のインド株式相場は下落し、指標のS&P・BSEセンセックスは終盤に2週間ぶり安値を付けた。原油安で世界経済の先行き不安が強まり、この日はアジア株も総じて売られた。

  インド最大の発電機メーカー、バーラト重電機は約2年ぶり安値まで沈み、国内最大の電力会社NTPCは3カ月ぶり安値を付けた。タタ・スチールの5営業日の下げ幅はここ5カ月で最大となった。インドステイト銀行とICICI銀行は約2年ぶりの安値。電機機器メーカーのクロンプトン・グリーブスを中心に中小型株も売られた。

  センセックスは前日比1.3%安の24223.32で終了。終了間際の30分間で売りが膨らんだ。今週に入ってからの下落率は2.6%に達した。
   
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比2.3%安の4876.76。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.8%安の1890.67。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.8%安の8063.00。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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