スウォッチ:2015年通期利益、予想下回る-需要減と通貨高で減収

  • 今後3年間で最大10億フランの自社株購入を計画
  • 16年の現地通貨建て売上高は5%以上の伸び予想

スイスの時計メーカー、スウォッチ・グループの2015年決算では、通期利益がアナリスト予想を下回った。香港で需要が落ち込んだほか、フラン高の影響で売上高が6年ぶりに減ったことが響いた。

  3日の発表資料によると、営業利益は前年比17%減の14億5000万フラン(約1710億円)。ブルームバーグがまとめたアナリスト調査の予想平均は15億6000万フランだった。19年2月までに最大10億フランの自社株を購入する方針も明らかにした。

  16年売上高については、現地通貨建てで5%を「大きく上回る」伸びを予想。中国本土市場の需要回復と1月の売り上げ増がその理由。中国経済の成長ペースが約20年ぶりの低さとなったことや、株安と原油価格の急落で、スイス時計業界の見通しは悪化していた。同業界にとって、香港は最大の市場。

  スウォッチは配当として前年と同じ1株あたり7.50フランを支払う方針を示した。配当額の据え置きは2年連続。ブルームバーグの調査では8フランへの増配が見込まれていた。

原題:Swatch Full-Year Profit Misses Estimates as Sales Decline (2)(抜粋)

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