米エクソンモービル、S&Pの最上位格付けから転落か-1930年以来初

  • 米シェブロンは「AA」から「AA-」に過去30年で初めて引き下げ
  • エクソンモービルと仏トタル、英BPがこれに続く可能性

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)から最上位格付けを得ている米企業3社の一角、米エクソンモービルは、過去86年で初めて格下げされる可能性が出てきた。原油相場の急落で石油各社はキャッシュの確保に苦労している。

  S&Pがエクソンに「AAA」の格付けを付与したのは1930年にさかのぼり、実際に格下げされれば歴史的イベントになる。S&Pは2日、2018年までエクソンのクレジット指標の脆弱(ぜいじゃく)さが続く可能性が高いと指摘し、同社の格付けをクレジットウオッチ・ネガティブに指定した。

  S&Pは石油企業の格付けの広範囲な見直しを行っている。英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルの格付けを1990年のカバレッジ開始以降で最低の水準に引き下げた後、その翌日には米シェブロン格付けを「AA」から「AA-」に過去約30年で初めて引き下げた。エクソンとフランスのトタル、英BPがこれに続く可能性があるとS&Pは説明した。

  S&Pによれば、同社は90日以内にエクソンの格付けを引き下げるかどうか判断し、格下げする場合でも恐らく1段階の引き下げにとどまるとしている。

原題:Exxon Faces First Downgrade Since Depression as Oil Rout Worsens(抜粋)

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