シティが27億円支払い投資家と和解-円建てLIBOR操作めぐる訴訟

  • シティは他の銀行との訴訟についても原告らに協力する
  • 銀行21行と仲介業者3社を相手取った訴訟の和解は今回が初めて

米銀シティグループが円建てロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作のために共謀したと投資家が訴えていた訴訟を決着させるため、2300万ドル(現在の為替レートで約27億5000万円)の支払いに同意した。他の銀行との訴訟についても原告らに協力する。マンハッタンのニューヨーク南部地区連邦地裁に1日遅く提出された文書で明らかになった。

  銀行21行と仲介業者3社を相手取り昨年7月に投資家が起こした訴訟で、銀行が原告との和解に応じるのは今回が初めて。原告側は他の銀行にも和解を促す「アイスブレーカー(誘い水)」の役割を期待している。裁判所に提出された文書によれば、昨年8月11日のシティと投資家との和解合意は、判事の承認が必要。仲介業者のうち英RPマーティン・ホールディングスも和解の条件として投資家への証拠の提供に同意していた。

  シティの広報担当ダニエル・ロメロアプシロス氏は「係争の解決に満足している」と電子メールでコメントした。

  ソンテラ・キャピタル・マスター・ファンドとヘイマン・キャピタル・マネジメント、カリフォルニア州教職員退職年金基金(CALSTRS)の代理人であるビンセント・ブリガンティ弁護士は、シティとの早期の和解について、金利操作疑惑への同行の関与が比較的限定的だったことを反映していると指摘した。

原題:Citigroup Reaches $23 Million Yen Libor-Manipulation Accord (2)(抜粋)

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