IHI株急落、複数工事で納期守れない可能性で特損計上-赤字転落へ

IHI株が3日の取引で急落しており、約5年ぶりの日中下落率となった。前日の取引終了後に、今期(2016年3月期)の純損益見通しが赤字に転落する見通しだと発表した。

  一時、前日終値比19%安となった。日中下落率としては11年3月以来。午前11時20分現在、同18%安の202円で取引されている。

  純損益予想を300億円の赤字に下方修正した。従来は180億円の黒字予想、事前の市場予想は188億円の黒字だった。営業利益を250億円(従来予想500億円)、売上高を1兆5500億円(従来予想1兆5800億円)にそれぞれ変更した。

  発表によると、ボイラ工事でインドネシア子会社が設計指示と異なる溶接材料を使用したことへの対応に伴う工事の遅れなどが発生し、「複数の案件で契約納期を守れない可能性」が高まっているとして、納期遅延にかかる費用473億円を特別損失に計上した。

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