米ヤフーに社内文書の提出命じる、前COOの解任めぐり-米裁判所

  • 投資家は1年2カ月で解任の元COOの指名・解任の詳細を請求
  • 元COOには約72億円の退職手当が支払われた

米ヤフーのマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)の腹心だった元幹部の解任の経緯をめぐる情報の開示を求めてヤフーの投資家が同社を相手取って提訴していた訴訟で、裁判所の判事は詳細を記述した社内文書を投資家に提出するよう命じる判断を下した。

  メイヤーCEOは2014年、エンリケ・デカストロ最高執行責任者(COO)を就任からわずか1年2カ月で解任した。デカストロ氏はメイヤー氏のグーグル時代の同僚だった。デカストロ氏には約6000万ドル(現在の為替レートで約72億円)の退職手当が支払われた。この行為についてビジネス紛争を取り扱うデラウェア州衡平法裁判所のトラビス・ラスター判事は2日、不適切ではなかったかもしれないが「調査に価する」と結論付けた。

  同判事はこの日の判断で、投資家にはデカストロ氏の解任に関するヤフーの社内記録の閲覧を求める「説得力ある根拠」があり、メイヤー氏と同社取締役が高額な支払いで無駄な支出をしたことを「疑う」合理的な理由を示したと指摘した。

  ラスター判事の判断についてヤフーの広報担当者、レベッカ・ニューフィールド氏に電話と電子メールでコメントを求めたが、今のところ返答はない。

原題:Yahoo Holders Win Bid for Data on Operating Chief’s Ouster (1)(抜粋)

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