ダウ・ケミCEO、デュポンとの合併後に退社-ローブ氏の主張が通る

米化学品大手ダウ・ケミカルのアンドルー・リベリス最高経営責任者(CEO)は、同業デュポンとの合併完了後に退社する。アクティビスト(物言う株主)として知られるダン・ローブ氏はこれまでリベリスCEOの解任を求めていた。

  勤続40年、生え抜きのダウ・ケミカル社員であるリベリス氏は2日に行われた第4四半期決算発表後の電話会議で、合併後の新会社「ダウデュポン」を3社に分割する用意が整った時点で退社する意向を明らかにした。両社は昨年12月に対等合併を発表、事業統合後に農業と一般化学品および特殊化学品を扱う専門性の高い3社に分割する計画を発表した。

  ローブ氏は合併が発表された翌日、ダウ取締役会に宛てた書簡でデュポンとの合併自体への支持を表明しながらも、発表のタイミングがダウとサード・ポイントの間で結ばれたスタンドスティル取り決め(公的な場での相手方に対する非難を禁止する措置)が切れる2日前だったことに異議を唱えた。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  ローブ氏が創立したヘッジファンド、サード・ポイントが2014年1月にダウの業績を批判し分割を求めて以来、リベリス氏にとってローブ氏はやっかいな存在となっていた。
  
原題:Dan Loeb Gets His Way as Dow’s Liveris Confirms Planned Exit (1)(抜粋)

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