タカタは品質管理を企業文化に根付かせる必要-第三者委が提言

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エアバッグ問題でタカタが監査を依頼した米国の第三者委員会は、今回のような安全性に関わる欠陥を二度と見逃さないためには品質管理を企業文化に根付かさなければならないとの提言をまとめた。タカタのエアバッグ問題は米国で過去最大のリコール(無料の回収・修理)につながった。

  元規制当局者やエンジニアリングの専門家らで構成される同委は2日に公表した報告書で、タカタは安全性に関わる欠陥の潜在的可能性の監視体制を強化する必要があると指摘。具体的には事故報告書のデータを追跡調査するチームの設置や、必要に応じて生産を停止する権限を品質管理責任者に与えることを求めた。

  第三者委の委員長を務めるサミュエル・スキナー元米運輸長官は「品質管理は毎日行うことに必ず含める必要がある」と発言。「優先度を上げるべきだ」と指摘した。

  タカタの社員は第三者委の提言を同社は既に十分検討したとし、これら全てに基づいて行動すると述べた。

  委員会は報告書で、性能試験を記録し分析するシステムをタカタは構築する必要があるとも提言した。これまでは主として自動車メーカーの安全に関する事故報告書に頼り、独自のプログラムを持たなかった。同委はタカタは独自調査を開始する必要があるとした。

  報告書は「品質向上を目指し、超人的努力をしたとしても、それに伴うタカタの企業文化に変化が見られない限り成功しないだろう」と指摘した。

原題:Air-Bag Maker Takata Faulted on Quality-Control Culture (1)(抜粋)

(スキナー元運輸長官の発言などを追加します.)
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