アジア・太平洋株式サマリー:中国株は上昇-香港、インドは下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】
  
  2日の中国株式相場は上昇。薄商いの中、テクノロジー銘柄や工業株を中心に値上がりした。春節(旧正月)の連休を来週に控え、中国人民銀行(中央銀行)が金融システムに資金を供給した。

  上海総合指数は前日比2.3%高の2749.57で終了。年初来の下落率を22%に縮小した。テクノロジー株の指標は1週間ぶり高値に上昇。上場初日の広州高瀾節能技術(300499 CH)は値幅制限いっぱいの44%高。CSI300指数は2.1%高で引けた。

  パートナーズ・キャピタル・インターナショナル(香港)の投資銀行・コーポレートファイナンス部門チーフエグゼクティブを務める温天納(ロナルド・ワン)氏は、「人民銀の資金供給が市場に一定の下支えを提供している」と指摘したものの、「上昇が長く続く可能性は低く、私なら慎重姿勢を維持する。連休前に株式を売りたい向きも多く、ボラティリティ(変動性)が戻るだろう」と述べた。

  香港市場では、ハンセン中国企業株(H株)指数が1.1%安で引けた。原油相場下落を受けてペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は0.9%安。ハンセン指数は続落し、0.8%安の19446.84で取引を終えた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  2日のインド株式相場は2週間ぶりの大幅安となった。ラジャン総裁率いるインド準備銀行(中央銀行)が政策金利を据え置いたことを受け、市場の関心は世界株安に移り、終盤に下げ幅を広げた。

  製鉄大手のタタ・スチールとスチール・オーソリティー・オブ・インディア(SAIL)が5カ月ぶり大幅安で、産銅会社ベダンタを中心に金属株も売られた。インド石油ガス公社(ONGC)は4週間ぶりの大幅下落。ICICI銀行は4営業日の下げ幅がここ4年余りで最大となり、インドステイト銀行は2年ぶり安値まで沈んだ。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比1.2%安の24539.00で終了。欧州市場で取引が始まったムンバイ時間午後1時30分ごろに売りが膨らんだ。インド中銀は政策金利を6.75%に据え置いた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査で44人中42人が予想した通りだった。
   
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1%安の4993.32。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比1%安の1906.60。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.3%安の8131.24。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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