突然の賃金上昇鈍化を予想、消費軟調に賭ける-中国のマクロファンド

中国で最良級の運用成績を収めているマクロファンド「従容全天候基金」は、中国経済の主要原動力の1つである消費が弱含むことに賭けている。呂俊氏の同ファンドは昨年のリターンがプラス91%だった。

  呂氏はインタビューで、企業が減益に苦しんでおり早ければ4-6月(第2四半期)にも賃金上昇が突然鈍ると予想。これが消費に打撃を与え、今年末までに小売売り上げの伸び率が半分以下の5%に低下するだろうと述べた。

  上海朝陽永続信息技術が開催したヘッジファンド会議に参加した呂氏は、中国の賃金上昇と景気減速の間のギャップに「限界があるのは確かだ。こうしたギャップは縮小する」と語った。「このギャップ縮小に着目して利益を出すというのが今年のわれわれのマクロ的な見方だ」と説明した。

原題:China’s Top Macro Fund Wagers Against Consumption-Driven Growth(抜粋)

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