米天然ガス、売り越し増加後に相場上昇-寒波による需要拡大で

  • ヘッジファンドによるガスの売越残高、昨年9月以来最大の増加
  • ガス先物、1月29日に過去4週間で最大の上昇率示す

米国の弱気派の天然ガストレーダーらは、寒さがこれほど長期にわたって続くとは予想していなかったようだ。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファンドによるガスの売越残高は1月26日終了週に32%増え、過去18週間で最大の増加率を示した。その後、ガス相場は29日に昨年12月以来最大の上昇率を示した。買いポジションが3.1%、売りポジションは5.2%、それぞれ増加した。

  寒波で燃料需要が拡大し在庫が減少する中、ガス相場は昨年12月に付けた16年ぶりの安値から上昇している。ただ、シェールガス供給により在庫はこの時期としての過去最高水準を維持しており、春が近づくと相場上昇の勢いがなくなるとの見方が強まっている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のガス先物相場はCFTCのリポートの対象期間中に8.9セント(4.3%)上昇し100万BTU(英国熱量単位)当たり2.18ドル。1月29日は5.3%高と、過去4週間で最大の上昇率を示した。

原題:Gas Bears Write Off Winter Too Soon as U.S. Cold Sparks Rally(抜粋)

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