中国:ネット金融サイト幹部21人を逮捕-9200億円超詐取の疑い

中国当局は投資家から500億元(約9200億円)以上をだまし取り、違法に武器を所有していた疑いで、インターネット金融のプラットホーム「e租宝」の幹部21人を逮捕した。国営の新華社通信が報じた。

  新華社はe租宝のオーナーの話を引用し、同サイトに掲載されている投資プロジェクトのほぼ95%が実在していないと伝えた。このオーナー自身も逮捕されたという。同サイトは高金利をうたい約90万人から資金を集め、2014年7月-15年12月に一部投資家への支払いに充てるため「ねずみ講」を運営していたという。

  インターネットで貸し手と借り手を結び付けるいわゆる「ピアツーピア(P2P)」融資サイトは中国で急成長を遂げたが、銀行監督当局は取り締まりを強化。こうしたP2P経由などで借り入れられた資金が株式市場に流入し株式ブームを支えていたが、その後、本土株は急落した。

  新華社によれば、e租宝への捜査着手は昨年12月8日。キャッシュフロー逼迫(ひっぱく)の兆しと幹部による資金移動と証拠隠滅を示唆する動きがあったことに対応したという。

原題:China Arrests Ezubo Executives in $7.6 Billion P2P Fraud Case(抜粋)

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