米地方債めぐる違反で引受業者14社が5.5億円支払い-証券取引委

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  • 自主的に違反を報告した業者の処分を減免する措置が決着を促す
  • 地方債資料の報告漏れや誤った記載で注意義務を怠ったとSEC

米地方債発行の際に発行体が投資家に十分に財務情報を開示しなかったと米証券取引委員会(SEC)が指摘した違反をめぐり、地方債引受業者14社はSECに民事制裁金を支払って決着させることに同意した。

  SECの発表によれば、民事制裁金の総額は460万ドル(約5億5000万円)。14社のうちバークレイズとDAデービッドソン、ジャニー・モントゴメリー・スコット、ジェフリーズ、TDセキュリティーズはそれぞれ50万ドルを支払う。

  3兆7000億ドル規模の米地方債市場の規則違反をめぐっては、昨年6月に引受業者36社が930万ドル、昨年9月には22社が410万ドルの支払いでSECと合意していた。

  自主的に違反を報告した引受業者の処分を減免する措置が提供されたことで、民事制裁金を支払う決着につながった。地方債の募集資料には発行体の開示義務順守に関する重大な報告漏れや誤った情報の記載があり、引受業者が注意義務を怠ったとSECは主張した。

  SECによれば、2日の決着では今回の14社も以前のケースと同様、SECによる違反の指摘を肯定も否定もせず、今後はその種の違反行為をやめることに同意した。

原題:SEC Fines 14 Muni-Bond Underwriters for Disclosure Law Breaches(抜粋)

(米証券取引委の発表の詳細などを追加して更新します.)
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