ブラジル株:ボベスパ、4日続伸-ミナスジェライスなど電力株高い

  • 1月に水力発電所向け貯水池の水位が上昇したことが報告で示された
  • 製紙会社スザーノ・パペルやフィブリア・セルロージは5%超の下げ

1日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は4営業日続伸と、10週間で最長の上昇局面となった。ミナスジェライス電力が電力株の上げを主導した。昨年干ばつに見舞われた後、今年1月に水力発電所向け貯水池の水位が上昇したことが報告で示された。

  ミナスジェライス電力は1999年以来の大幅高。15銘柄で構成されるBM&Fボベスパ電力株指数の4営業日での上昇率は16%となった。

  証券会社ギジ・インベスチメントスのアナリスト、ラファエル・オーマチ氏は、昨年は干ばつのため貯水池の水位が低下し、電力不足がすでに減速している国内経済の重しになるとの懸念が高まったが、ここ数ヶ月の降雨により投資家の電力業界への信頼は強まったと分析した。

  ボベスパ指数は前週末比0.4%高の40570.04で終了。40銘柄が上昇し、19銘柄が下落した。ブラジルにとって最大の貿易相手国である中国の景気失速懸念から一時は1.7%下落する場面もあった。製紙会社スザーノ・パペル・エ・セルローゼとフィブリア・セルロージは5%超の下げとなった。

  小売りのロジャス・アメリカナスは1.3%安。ブラジル中央銀行のエコノミスト調査で2016年の国内総生産(GDP)成長率予想がマイナス3.01%と、前回のマイナス3%から引き下げられたことが響いた。来年の成長率予想もプラス0.8%からプラス0.7%に下方修正された。

  航空会社ゴル・リニャス・アエリアス・インテリジェンテスは50%高と、上場以来最大の上げ。連邦政府が国内航空会社への海外からの出資拡大を認可する可能性があるの報道を受けて、米デルタ航空が同社への出資を増やすとの観測が高まった。

原題:Ibovespa Gains for Fourth Session as Cemig Leads Utilities Surge(抜粋)

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