プーチン大統領:ロシア拠点の投資家に購入者限定-国有資産売却なら

ロシアのプーチン大統領は、国営企業を民営化した場合に株式を取得できるのはロシア拠点の投資家だけだと言明した。

  プーチン大統領は1日、モスクワの大統領府で石油のロスネフチバシネフチ、銀行のVTB、航空のアエロフロート、ダイヤモンド生産のアルロサロシア鉄道など国営企業の幹部と民営化に関する会合を開催。買い手は国営銀行の融資で資金を手当てすることはできず、戦略的・制度的に重要な企業の経営権は国が引き続き握ることが不可欠だと語った。

  石油価格の急落で財政収支が2年連続の赤字に陥ったロシア政府は、国営企業の株式売却で今後2年間に約1兆ルーブル(約1兆5600億円)を調達したい考え。今回の民営化対象から外れた国内最大手行スベルバンクのヘルマン・グレフ総裁をはじめ、パイプライン運営会社のトランスネフチ、通信ロステレコムの経営幹部はそれぞれ会合を欠席した。

  プーチン大統領はまた、国有資産の売却は「市場の状況を考慮に入れる」ことが必須だとし、「タダ同然や割安価格で売却されるべきではない」とくぎを刺した。

原題:Putin Says Only Russian-Based Investors May Buy State Assets(抜粋)

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