ドラギ総裁:刺激策を見直し3月に拡大も-新興市場発リスクも指摘

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は1日、ストラスブールの欧州議会で証言し、ユーロ圏経済を支える刺激措置について見直し3月10日の政策委員会で拡大を決める可能性をあらためて示唆した。

  新興市場減速による下振れリスクを強調したほか、域内金融市場の統合強化および成長重視の財政政策の必要性も指摘した。

  クーレECB理事も同日のブダペストでの会議で、域内各国政府の構造改革実施と通貨統合の制度的強化の必要性を指摘していた。

  ドラギ総裁はまた、英国の欧州連合(EU)離脱の可能性について、「英国をEU内にしっかりとどめると同時にユーロ圏の統合を深める解決策が信頼感を高めるだろう」と発言。離脱(Brexit)をちらつかせる英国がEUとの関係をめぐって今月協議する中で、域内には欧州プロジェクトの未来に対する政治的コミットメントを示す良い機会が生まれているとの考えも示した。

原題:Draghi Says Deal to Keep U.K. in EU Would Boost Confidence (1)(抜粋)

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