アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】
  
  1日の中国株式相場は下落。中国国家統計局が発表した1月の製造業購買担当者指数(PMI)が3年ぶり低水準となったほか、中国の一部の大手企業が業績は市場の期待に届かないもようと明らかにした。トレーダーの信用取引解消の動きも響いた。

  上海総合指数は前週末比1.8%安の2688.85で終了。年初来の下落率は24%に達した。同指数の構成銘柄で最もウエートの大きいペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)が下落。同社は2015年通期の純利益が前年比で最大70%減少したもようだと発表した。通期利益が予想に届かなかったようだと公表した中国人寿保険(601628 CH)は1年2カ月ぶりの安値に落ち込んだ。上海証券取引所の信用買い残は1月29日時点で過去最長となる21営業日連続の減少だった。

  申万宏源集団のセールストレーディング責任者、ウィリアム・ ウォン氏(香港在勤)は1月の製造業PMIについて、「生産と新規受注に回復の兆しが見えず、数字は市場にとって期待外れだった」と指摘。「中国の春節(旧正月)の連休を控えて、今週の取引は薄商いが続くだろう」との見方も示した。

  CSI300指数は前週末比1.5%安。香港市場では中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が1.2%安。ハンセン指数は4営業日ぶりに反落し、0.5%安の19595.50で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  1日のインド株式相場は下落。インド準備銀行(中央銀行)の政策決定会合を翌日に控え、銀行株を中心に売りが広がった。

  ICICI銀行が過去5カ月で最大の下げ幅を記録したほか、インドステイト銀行は約2年ぶりの安値まで売り込まれた。インド最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキ・インディアは約1週間ぶりの大幅下落。1月に販売台数が減少した。一方、国内最大のエンジニアリング企業、ラーセン・アンド・トゥブロは上昇。2016年3月期の通期受注に減速はないとの見通しを示した。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前週末比0.2%安の24824.83で終了。ラジャン総裁率いるインド準備銀は政策金利を5年ぶりの低水準に据え置くと見込まれている。
   
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前週末比0.8%高の5043.59。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前週末比0.7%高の1924.82。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前週末比0.1%高の8156.96。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE