NTTドコモ株が高い、5年ぶり上昇率-5000億円上限に自社株買い

更新日時
  • ドコモ株は一時14%高まで買われた
  • 1月29日の決算発表で最大で5.7%相当の自社株買いを発表

NTTドコモ株は1日、約5年ぶりの上昇率を記録した。1月29日の決算発表で昨年10-12月期の営業利益が前年同期比で大きく伸びたほか、自社株買いも公表した。

  ドコモ株は1日に一時、前週末比14%高の2888円まで買われ、2011年月3月以来の上昇率となった。10-12月期の営業利益は市場予想を上回る2229億円(前年同期比19%増)となり、5000億円(5.7%)を上限とする自社株買いも発表した。親会社のNTT株も一時、同7.8%上昇し、同約3年ぶりの上昇率となった。

  ドコモは国内通信大手3社で米アップルのiPhone(アイフォーン)の販売開始が最も遅かったが、13年9月の取り扱い開始以降、顧客の流失を減らすことに成功した。10-12月はビデオコンテンツ配信など、スマートライフ領域の営業利益も好調に推移した。加藤薫社長は決算記者会見で通期(16年3月期)業績についても「計画よりは多分強めに出る」とした。通期の営業益予想は7100億円に据え置いた。

  クレディ・スイス証券の早川仁アナリストは「来期以降の大幅増益に向けた下地は着実に整いつつある印象」と「増収って本当に美しい」と題した決算後のリポートで述べた。

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