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米実質GDP:第4四半期0.7%成長-消費減速、設備投資は削減

2015年第4四半期(10-12月)の米実質国内 総生産(GDP)は伸びが減速した。個人消費が抑制され、企業は設備 投資を削減し、在庫調整を進めた。

米商務省の29日発表によると、第4四半期のGDP速報値は前期比 年率0.7%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値 は0.8%増だった。第3四半期のGDPは2%増だった。

米調査会社IHSのチーフエコノミスト、ナリマン・ベーラベシュ 氏は、「米経済は思っていたほど強くないのかもしれない。非常に弱い 部分があるのは明らかだ。しかし、成長への基盤はしっかりしている」 と指摘。10-12月は減速したものの「消費支出の回復に向け状況は整い つつある」と述べた。

第4四半期の項目別では個人消費が前期比年率2.2%増。7-9月 は3%増だった。個人消費はGDPに1.46ポイントのプラス寄与となっ た。

貿易と在庫を除く国内最終需要は1.6%増。前期は2.9%増だった。

グローバル需要の弱さと原油価格の下落を背景に、企業の設備投資 は1.8%減少と、2012年7-9月期以来のマイナスとなった。前期 は2.6%増だった。企業の機器投資は2.5%減。前期は9.9%増。

在庫の寄与度はマイナス0.45ポイント。前期はマイナス0.71ポイン ト。

2015年通年のGDPは2年連続で2.4%増加。消費支出が10年ぶり の大幅な伸びとなり、全体をけん引した。

統計内容の詳細はをご覧下さい

原題:Economic Growth Cools as American Consumers Temper Spending (1)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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