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米ゼロックスが2社に分割へ、アイカーン氏と合意-サービス強化

更新日時
  • 分割後の2社のCEOと社名は今後発表へ
  • 10-12月期の1株利益は32セント-市場予想を上回る

文書・ビジネスサービスの米ゼロックスは29日、会社を分割し2社の公開企業となる計画を発表した。株主であるカール・アイカーン氏と合意したという。

  ゼロックスの29日の発表資料によれば、分割後は110億ドル(約1兆3300億円)規模の文書技術関連会社と70億ドル規模のサービス企業となる。文書技術関連会社の事業にはゼロックスブランドの複写機やスキャナーが含まれる。サービス企業では政府のほか、ヘルスケアや輸送などの業界にサービスを提供する。両社の最高経営責任者(CEO)と社名については今後決めるとしている。この再編は年末までに完了する予定。

  アイカーン氏は昨年11月にゼロックス株保有を明らかにし、現在の持ち株比率は8%余り。29日の別の発表資料によると、同氏はサービス企業の取締役会に3議席を確保する。またサービス企業では、CEOを社外の候補から選ぶ方針。

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  ニューヨーク時間午前9時37分現在、ゼロックス株は前日比3.7%高の9.59ドル。通常取引開始前の時間外取引で一時6.7%高となった。年初から28日まででは13%下落している。

  会社分割に伴い、ゼロックスは向こう3年間にコスト削減を計画。2社合わせて24億ドルの節減を見込んでおり、そのうち7億ドルは16年に実施する予定。

  2015年10ー12月(第4四半期)決算では売上高は47億ドルと、アナリスト予想の平均と一致した。利益は一部項目を除いたベースで1株当たり32セントと、アナリスト予想の平均(28セント)を上回った。

原題:Xerox, With Icahn, to Split Into Two in Push Toward Services (2)(抜粋)

(第2段落に加筆、3段落以降を追加し更新します.)
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