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円の下落はこれまでの黒田ショックほどにならず-弾薬の残り少なく

日本銀行の黒田東彦総裁が予想外のマイナス金利で市場を驚かせた後、為替トレーダーらはあとどれだけ弾薬が残っているのだろうかと考え込んでいる。

  円は29日の日本時間29日午後3時までに1.4%下落したが、黒田総裁が異次元緩和を打ち出した2013年4月4日の下落率は3.4%だった。量的緩和(QE)を前回拡大した14年10月31日は2.8%下落した。日銀はマネタリーベースの拡大については年80兆円の目標を据え置いた。購入する資産がなくなるのではないかとの観測が市場にあった。

  ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)のシニア市場ストラテジスト、マンスール・モヒウディン氏(シンガポール在勤)は、「市場はなぜ日銀が資産購入を増やさないのかと問い掛けるだろう。買う資産がなくなってきているというわれわれの懸念は正しかったのだろうか」と語った。

原題:Yen’s Drop Lags Previous Shocks as Kuroda’s Firepower Stutters(抜粋)

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