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ジェームズ・マードック氏、スカイ会長に復帰-メディア帝国で地位固め

  • スカイ株式の39%、ルパート氏率いる21世紀フォックスが保有
  • 上期売上高は5%増、ストリーミングサービスが好調

エンターテインメント企業、21世紀フォックスを率いるルパート・マードック氏の息子であるジェームズ・マードック氏が欧州で有料テレビサービスを展開するスカイの会長に復帰する。スカイにおけるマードック一族の支配力を強化するとともに、ジェームズ氏は父が築き上げたメディア帝国で後継者の地位を固める。

  スカイの29日発表によると、12年にわたり取締役を務めたニコラス・ファーガソン現会長が辞任し、その後任にジェームズ氏(43)が会長に返り咲く。同社はまた、7-12月(2016年6月期の上半期)売上高が5%増えたことも明らかにした。契約者数の増加やウェブを通じたストリーミングサービスの伸びが寄与した。

  スカイ会長への復帰は、ルパート氏(84)のメディア帝国を継ぐのはジェームズ氏だという見通しをあらためて示唆する。同氏は昨年、スカイの株式39%を保有する21世紀フォックスの最高経営責任者(CEO)職をルパート氏から引き継いだ。

  ロンドン拠点の英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドでの電話盗聴事件で辞任を余儀なくされるまで、ジェームズ氏はスカイで2003年から07年までCEO、07年から12年まで会長を務めた。

原題:James Murdoch Returns as Sky Chairman to Boost Role in Empire(抜粋)

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