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ANAHD:エアバスの超大型機3機購入発表、リゾート路線拡充

更新日時
  • 定価ベースで3機で約1500億円、受領時期は2018年度から19年度
  • 日本とハワイを結ぶ便のシェア、約24%へ拡大見込む

ANAホールディングスは29日、欧州エアバスの超大型機A380の3機購入を含む中期経営計画を発表した。同機をホノルル路線に投入し、国際線旅客事業を全体の収益のけん引役とする。

  購入についての発表資料によると、定価ベースで3機で約1500億円。受領時期は2018年度から19年度としている。同機の座席数は通常約525席だが、配置次第では800人超を乗せることも可能。

  中期経営計画の資料では、国際線旅客事業で十分にカバーできていない「リゾートマーケットの取り込み」の強化を目指すという。特に「需要が旺盛」な首都圏-ホノルル路線に、コストを抑え、柔軟な展開が可能な同機を購入するとしている。

  都内で会見した長峯豊之取締役は、ANAHDの「リゾート分野での競争は、同業他社に比べて圧倒的に劣後な状況にある」と話した。同機の投入により日本とハワイを結ぶ便のシェアは現在の約10%から約24%への拡大を見込んでいると述べた。

  中期経営計画ではバニラエア擁する格安航空事業について、全日本空輸が就航していない場所やリゾート地に進出する計画のほか、中国大陸や沖縄発着の国際便への参入を通じた訪日需要のさらなる獲得などの取り組みを明らかにした。

  同計画の最終年となる21年3月期の売上高目標は2兆1600億円、営業利益は2000億円を目指す。29日の発表では、16年3月期の売上高1兆7900億円、営業利益1250億円などとする見通しを据え置いた。

(第4段落に会見での発言を加えます.)
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