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カナダの石油会社の設備投資予算、米リゾート地の住宅価格と同水準

  • 原油価格30ドル近辺に下落で、掘削予算をぎりぎりまで削減
  • ペン・ウェスト・ペトロリアム:事業運営は「週単位」

米ニューヨーク州にある海辺のリゾート地ハンプトンズの住宅、15世紀に中国で作られた茶碗、そしてカナダのある石油会社の2016年通期の設備投資予算。これらはいずれも5000万カナダ・ドル(約42億2000万円)だ。

  カナダのペン・ウェスト・ペトロリアムは設備投資を昨年と比較して90%削減することを計画している。それは、原油価格が1バレル=30ドル近辺では掘削による利益をあまり上げることができない現実を示している。

  ペン・ウェストのデーブ・ロバーツ最高経営責任者(CEO)は28日の資料で「16年の設備投資予算は、現行の原油価格水準の下で当社が資力の範囲内で操業し、事業を週単位で運営する現実を反映している」と説明した。

  原油価格の下落が1年7カ月余りにわたって続く中、ペン・ウェストのほか、ペングロース・エナジーなどのカナダの石油生産会社は設備投資をぎりぎりまで削減している。世界的供給過剰に伴う原油価格下落を背景に、ペン・ウェストの株価は14年末以降、58%下げている。

原題:This Oil Driller’s Budget Would Barely Cover a Hamptons Home(抜粋)

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