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加バリック、産金株時価総額で世界首位奪還-金相場上昇が追い風

  • バリックは苦境から抜け出す策を見つけたとアナリスト
  • ダシュニスキ社長:30億ドル債務圧縮は最終ではなく最初のステップ

カナダの産金会社バリック・ゴールドはカナダ株の今年のリターンランキングで首位に浮上した。金相場の2カ月にわたる上昇が同社の経営再建への取り組みに追い風となっている。

  バリック株はトロント市場で今年27%上昇し、S&Pトロント総合指数構成銘柄のリターン首位。時価総額でも同業大手のゴールドコープニューモント・マイニングを上回り、世界の産金株で首位の座を奪還した。

Barrick on Top

  マッキー・リサーチ・キャピタルのアナリスト、バリー・アラン氏は「バリックは苦境から抜け出す策を見つけた。難しい行動と苦渋の選択を真剣に進めてきた」と指摘した。

  同社は過去1年に30億ドル(約3600億円)余りの資産売却や積極的な経費削減などを進めた結果、2015年に131億ドルの債務を30億ドル圧縮する目標を達成。ケルビン・ダシュニスキ社長は27日の電話インタビューで「株主が当社の進展を認識し始めていることは素晴らしいが、2016年にも多くのてこ入れ行う必要がある」と述べた。同社長は2月17日の四半期決算発表まで新たな債務削減目標を提示しないと述べ、昨年の30億ドルの債務圧縮は「最終ステップではなく、最初のステップだ」と説明した。

Barrick Five-Year Chart

原題:Barrick Back on Top as Gold Rally Gives Tailwind to Turnaround(抜粋)

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