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ビザ:10-12月は24%増益、カード支出増-調整後利益予想上回る

更新日時
  • 一部項目を除く1株利益は69セント、市場予想平均は68セント
  • 短期間に逆風が弱まることはなさそうだとシャーフCEO

決済ネットワーク世界最大手、米ビザの昨年10-12月(第1四半期)の利益はアナリスト予想を上回った。消費者によるカード支出が増えた。

  28日の発表資料によると、純利益は19億4000万ドル(約2300億円、1株当たり80セント)と、前年同期の15億7000万ドル(同63セント)から24%増加。一部項目を除く1株利益は69セントで、ブルームバーグがまとめたアナリスト32人の予想平均は68セントだった。

  チャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)は電子決済手段の普及加速を目指し、技術投資を進めている。また消費者がポイントプログラムの拡充を求めていることから、コストコ・ホールセールなど小売業者との提携を推進している。ビザは昨年11月、8年前に分離したビザ・ヨーロッパを最大212億ユーロ(現在のレートで約2兆7600億円)で買収することで合意した。

  同CEOは発表資料で、「まだら模様の世界経済に加え、ドル高による負の影響が続いていることを考えれば、当社の業績を引き続き満足している」と指摘。「こうした逆風がわれわれが望んでいたように短期間に弱まることはなさそうだが、当社の事業基盤は依然として強固だ」と説明した。

  ビザの株価は時間外取引のニューヨーク時間28日午後4時24分(日本時間29日午前6時24分)現在、2.1%高の70.80ドル。年初から同日の通常取引終了時点までで11%下げている。S&P500種株価指数はこの間に7.4%下落した。

  10-12月期の売上高は5.4%増の35億7000万ドル。アナリスト予想は36億1000万ドルだった。営業費用は2.2%増の11億7000万ドル。決済額は米国やアジアでの伸びが追い風となり、4.8%増の1兆3100億ドルとなった。

原題:Visa Profit Tops Estimates as Customer Card Spending Rises (1)(抜粋)

(3段落目以降にCEOのコメントなどを追加して更新します.)
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