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NY外為:ドルに売り、対ユーロ4日続落-耐久財受注の大幅減で

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28日のニューヨーク外国為替市場ではドルがユーロに対して4日続落と、ここ4カ月で最長の連続安となった。昨年12月の米製造業耐久財受注が大幅に減少し、米経済に成長鈍化の兆候が強まった。

  ドルは主要通貨の大半に対して値下がり。12月の米耐久財受注額は予想を上回る落ち込みとなり、世界的な金融市場の混乱の中で米経済が減速しつつあるとの懸念が強まった。あす29日には10-12月(第4四半期)の米国内総生産(GDP、速報値)が発表され、利上げペースを見極めたい金融当局も注目している。

Dollar Extends Losing Streak

  トロント・ドミニオン銀行のシニア為替ストラテジスト、メイゼン・アイサ氏は「耐久財受注統計がまず材料視された。悲惨な内容だった」とし、「この弱いデータに足をすくわれ、ドルは下方向に振れやすくなっているようだ」と続けた。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日発表した声明では、「委員会は世界の経済・金融情勢を注視している」と記された。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対ユーロで前日比0.4%安の1ユーロ=1.0940ドル。4日続落は昨年9月以降で最長の連続安。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%下落。

  耐久財受注額は前月比5.1%減と、2014年8月以来の大幅なマイナス。広範な落ち込みが反映された。

  プレステージ・エコノミクスのジェーソン・シェンカー社長は電子メールで、「あすの2015年10-12月期GDPの発表を考えると、きょうのこの耐久財受注統計は悪い前兆だ」と指摘。製造業分野が軟化していることから、GDPが減少することもあり得るとの見方を示した。

  ブルームバーグがまとめたアナリスト86人の調査の中央値では、10-12月期のGDP速報値は前期比年率0.8%増と、7-9月(第3四半期)の2%増からの減速が見込まれている。

原題:Dollar Falls in Longest Streak Since September on Durables Drop(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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