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アリババ株3.8%下落-中国での取引鈍化、景気減速懸念強まる

更新日時

28日の米株式市場で、中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングの株価が下落。2015年10-12月(第3四半期)決算で中国市場での売上高の伸び鈍化が示され、同国の景気減速懸念が強まった。

  アリババ株はニューヨーク市場で前日比3.8%安の66.92ドルで終了。年初からの下落率は18%となった。

  10-12月期のアリババの中国小売市場での総取引額(GMV)は22%増の9640億元(約17兆4000億円)で、伸び率は前期(28%増)を下回った。

Alibaba's Stock Falls

  アリババ経営陣は、11、12月の気温が高めに推移したことがGMVの伸びを抑えたと説明。ただアトランティック・エクイティーズのアナリスト、ジェームズ・コードウェル氏は「マクロ経済環境のほか、中国や中国経済減速をめぐる投資家の懸念を踏まえると、投資家としてはいかなる弁解も受け入れる気分にはないと思われる」と述べた。

  ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、ギル・ルリア氏はアリババGMVの伸び鈍化について、中国にとって良い前兆ではないと指摘。中国が製造業からサービス・消費へと投資の重点を移す中で、投資家は中国の消費者の行動に注目していると語った。

  ルリア氏はアリババが消費は堅調で拡大しつつあるとの認識を示してきたとした上で、「これらの数字を見ると実際には中国の消費支出も伸びが鈍りつつある」と分析。「中国経済にとって良い兆候ではない」と話した。

原題:Alibaba Falls as Sales Volume Slows, Adding to China Concern (1)(抜粋)

(第2段落の株価を終値にし、第5段落以降に市場の見方を追加し更新します.)
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