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ドイツ:1月消費者物価、前月比0.9%低下-ECBは前途多難

更新日時
  • 前月比の低下率は1年ぶりの大きさ-原油値下がり響く
  • 前年同月比では0.4%上昇、予想と一致

ドイツでは1月に消費者物価が1年ぶりの大幅な下落となった。原油急落と新興国市場経済の弱さが、待たれるインフレ回復を遠のけた。

  独連邦統計局が28日発表した1月の消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準で前月比で0.9%低下した。下落率は2015年1月以降で最大。1月のCPIは前年同月比では0.4%上昇し、前年比のインフレ率は前月の0.2%を上回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値と一致した。

  前年比インフレの小幅加速は物価上昇を促したい欧州中央銀行(ECB)にとって朗報のようだが、見通しは明るくない。昨年12月の初旬から約25%の原油値下がりがインフレ期待への重しとなっており、ドラギ総裁は3月にも追加措置を打ち出す姿勢を示唆している。

  統計発表前のエコノミスト調査によれば、EU統計局(ユーロスタット)が29日公表する1月のユーロ圏インフレ率は0.4%と、前月の0.2%から加速が見込まれている。

  ECBが12月公表した見通しによれば、域内インフレ率は2017年に1.6%まで上昇する見込み。ドイツ連邦銀行(中央銀行)は来年の同国インフレ率を2%と予想している。

原題:German Prices Drop Most in a Year, Highlighting ECB Challenge(抜粋)

(3段落目以降に詳細や見通しを追加して更新します.)
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