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アジア・太平洋株式サマリー:中国株が続落、インドも下落-香港上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  28日の中国株式相場は3日続落。中国人民銀行(中央銀行)が今週に入って3年ぶりの大きな規模で金融システムに資金を供給したが、商品相場の低迷や景気減速が中国企業の収益を圧迫するとの懸念が広がった。

  上海総合指数は前日比2.9%安の2655.66で終了。CSI300指数は同2.6%安で引けた。

  工業株の中で造船株の下げが目立った。中国船舶重工(601989 CH)と中国船舶工業(600150 CH)が値幅制限いっぱいまで下落。中国南方航空(600029 CH)は4日続落し、この間の下げが約17%に達した。人民元の下落によって同社の昨年10-12月(第4四半期)決算が赤字に転落したもようだと大和証券キャピタル・マーケッツ香港が指摘したことが嫌気された。

  上海金曠投資の張海東チーフストラテジストは、「現在の調整は終わっておらず、元安や資本流出、経済成長鈍化に対する圧力が引き続き大きく、中国株はここからさらに水準を切り下げるだろう」と指摘。こうした要因が「株式相場の重しになる見込みだ」とコメントした。

  香港市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が前日比0.9%高で引けた。ハンセン指数は同0.8%高で終了。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】
 
  28日のインド株式相場は4営業日ぶりに下落。デリバティブ(金融派生商品)取引の期日で荒い値動きとなった。また、取引終了後に発表のICICI銀行やマルチ・スズキ・インディアなどの四半期決算も注目されていた。

  インド最大の民間銀行であるICICI銀行は5営業日ぶりに値下がり。国内最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキ・インディアは2%下げた後、ほぼ変わらずとなった。携帯電話サービスのブハルティ・エアテルは2014年3月以来の安値まで売り込まれた。一方、指数構成銘柄の中でヒンドゥスタン・ユニリーバとマヒンドラ・アンド・マヒンドラの上げが目立った。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比0.1%安の24469.57で終了。この日は方向感のない取引に終始した。このまま行けば1月としては11年以来の大幅安となる。世界景気への懸念と原油急落で、海外勢によるインド株売買動向は今月これまでに17億ドルの売り越しとなっている。  
  
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.6%高の4976.16。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.5%高の1906.94。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.7%高の7905.10。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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