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ドイツ銀:投資銀の10-12月赤字、約1485億円-収入は30%減

更新日時
  • 債券と通貨トレーディングの収入は16%減
  • 法的費用は3億3500万ユーロに膨らむ

ドイツ銀行の投資銀行部門は2015年10-12月(第4四半期)の損益が赤字となった。全ての事業で収入が減少した。

  28日の決算発表によると、税引き前損益は11億5000万ユーロ(約1485億円)の赤字。前年同期は3億2300万ユーロの黒字だった。部門収入は前年同期比30%減の21億ユーロ。株主資本利益率(ROE)はマイナスとなった。

  ジョン・クライアン共同最高経営責任者(CEO)は自己資本比率引き上げと収益力向上を目指し、債券トレーディング業務の縮小に動いている。昨年終盤にトレーディングへの逆風となった市場の波乱は新年入りしても続き、改善に向けた取り組みが一段と難しくなっている。

  ドイツ銀株は年初来約24%下落している。

  クライアン共同CEOはアナリストとの電話会議で、増資の必要があるとは考えていないと述べた。

  15年通期のドイツ銀全体での純損益は68億ユーロの赤字。通期赤字は08年以来。

  投資銀行部門の法的費用は10-12月期に3億3500万ユーロと、前年同期の4200万ユーロから急増。債券・通貨トレーディング収入は16%減の9億4700万ユーロだった。

  同行は16年が「事業再編のピークとなる」とし、関連費用約10億ユーロを計上する見通しを示した。訴訟問題は引き続き「重し」との認識も示した。

原題:Deutsche Bank Securities Unit Reports Loss on Revenue Slump (2)(抜粋)

(第4段落に株価について、第5段落に資本について追加します.)
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