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渡辺JBIC総裁:年内1ドル=115-125円、日銀は政策変更しない

国際協力銀行(JBIC)の渡辺博史総裁は、中国の景気減速や原油安を受けた為替相場について「年内は1ドル=115円-125円のレンジのなかで動く」との見通しを示した。実体経済や市場環境に大きな変化はないとみており、日本銀行の金融政策変更も予想していない。

  元財務官の渡辺氏はブルームバーグのインタビューで28日、年初来の急な円高は一時的とした上で「115円を割って円高になると思えないし、円安が急激に進んで130円という話はしばらく起こらない」と述べた。年明けの株安も複数の外的要因が重なった「ろうばい売りだ」として「経済指標や企業業績は特に悪くない。株価は底を打ち、下がっていない」と語った。米金利引き上げは年内1回かゼロとみている。

  28、29日の日銀決定会合での金融政策変更については「何回やっても実体経済に効くとは思えない。手詰まり感が出るだけの話」として、1ドル=135円とか140円になるようなことをやれば効くとしながら「副作用が大きい」と付け加えた。実質国内総生産(GDP)が1%前後で推移している限り実体経済からの圧力はなく、大企業も求めていないとして「今年は政策変更の動きは出ない」と予想した。

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