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元ソロス社員らが活躍-格差広がるヘッジファンド業界で好成績

  • 元コアチューのパートナーのシレブラ、15年リターンは27%-関係者
  • プリード・インベストメントのリターン、昨年は14%超える-関係者

昨年の波乱相場を乗り切り好調な運用成績を収めているアジアの新興ヘッジファンドがある。ソロス・ファンド・マネジメントやコアチュー・マネジメントなどで経験を積んだ運用担当者が設立したファンドだ。

  事情に詳しい関係者によれば、シレブラ・キャピタル・パートナーズやティボーン・キャピタル・マネジメント(HK)、プリード・インベストメント・アドバイザーズなどが2015年に2桁のプラスリターンを記録した。シンガポールの調査会社ユーリカヘッジによれば、アジアを重視するヘッジファンドのリターンは昨年、平均でプラス6.4%だった。

  シレブラは元コアチューの運用担当者が率いる。プリードは元ソロス社員が14年に始めた。両社は資産が膨らんだことから、新規資金の受け入れを停止する方針を示している。アジアでの新興ヘッジファンド数は減少しており、業界において資金を持つファンドとそうでないファンドの格差が大きくなっている。

Large Hedge Funds Trounce Benchmark

  事情に詳しい関係者によれば、「シレブラ・キャピタル・パートナーズ・マスター・ファンド」(運用資産約11億ドル=約1300億円)は、昨年のリターンがプラス27%となった。コアチューの元シニア投資パートナー、ジェフ・フィーラー氏と同社の投資パートナーだったダニエル・ギブソン氏がシレブラを約2500万ドルで始めたが、資産が10億ドルに達した昨年10月、追加の顧客資金受け入れを停止した。

  関係者2人によると、ティボーンが運用するヘッジファンドは昨年のリターンが約プラス21%に迫った。ローン・パイン・キャピタルのアジア責任者だったイーシュワー・クリシュナン氏が率いる香港を本拠とするティボーンの運用資産は昨年末時点で、ヘッジファンドと買い持ちのみで運用する「ロングオンリー」のファンドで39億ドルを若干下回る水準。ヘッジファンドの資産は約26億ドルで、新規受け入れをやめている。

15年の勝ち組

  プリードを率いるのはソロス・ファンド・マネジメントでスペシャリストとして働いていたケネス・リー、マイケル・ヨシノ両氏。関係者によると、昨年のリターンはプラス14%を超えた。

  それ以外の15年の勝ち組には「パイン・リバー・チャイナ・ファンド」や「BFAMパートナーズ・アジアン・オポチュニティーズ・マスター・ファンド」がある。関係者はパイン・リバーは約15%のプラスリターンだったと述べた。BFAMはプラス11%近い年間リターンとなったと昨年12月のニュースレターで明らかにしている。

  シレブラとティボーン、プリード、パイン・リバー、BFAMの広報担当者は運用成績についてコメントを控えた。各社はプライベートなファンドだと説明している。

原題:Soros, Coatue Alumni Thrive in Two-Tier Hedge Fund Business (1)(抜粋)

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