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AIGの格付け見通し「ネガティブ」に下げ-S&P

  • モーゲージ保証部門を「クレジットウオッチ・ネガティブ」に指定
  • 見通し修正はUGC株売却による利益減少の可能性を反映

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の格付け見通しを「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。アクティビスト(物言う株主)として知られるカール・アイカーン氏から資産処分を迫られているAIGが、モーゲージ保証部門ユナイテッド・ギャランティ(UGC)株式の一部売却を発表したことが反映された。

  S&Pは持ち株会社AIGのカウンターパーティー格付け「A-」の見通しを「ネガティブ」とし、UGCの格付けも引き下げ方向で検討する「クレジットウオッチ・ネガティブ」に指定した。AIGは26日、向こう2年間で250億ドル(約3兆円)の株主還元計画の一環として、UGCの株式19.9%を公募で売却すると発表。同事業から最終的に撤退する方針を示した。

  S&Pは27日の発表文で、持ち株会社の「見通し修正はUGC株売却に伴う利益減少の可能性および株主還元による投資利益の減少、2016年と17年に金利費用の改善が見込めないことを反映した」と説明した。

原題:AIG Cut to Negative by S&P on Plan for Stake Sale, Payout (2)(抜粋)

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