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UBSが警告、中国株に大量の売りの公算-強制処分で相場に圧力

上海総合指数が2500で底打ちすると読んでいる中国の投資家に対して、UBSグループは今後強制的な売りが大量に出てくる可能性に警戒が必要だと警告している。

  中国株式相場が2015年半ばにかけて急騰する過程で、数千社に上る企業が自社株を担保に融資を獲得した。UBSの中国ストラテジー責任者、高挺氏(上海在勤)は27日に電子メールで、株式相場急落を受けて追加の担保差し入れを求められたり、株式の売却を迫られる企業が増えていると指摘。高氏の試算によると、株式の強制処分に追い込まれるリスクを抱えた企業は26日の株価急落後、中国株式市場の時価総額全体の約8%を占めるに至り、相場がさらに10%下げた場合は全体の約13%に上昇する。

  高氏は「中国株が下げ続ければ、株式を担保にした取引に絡む売り圧力は大幅に高まる可能性があり、株式市場にさらなる圧力が加わる」と指摘した。同氏は10年に中国国際金融(CICC)でアナリストを務めていた。同社は当時アジアマネー誌によって、中国調査分野で証券会社首位に選ばれた。

  ブルームバーグが今週実施した調査によると、ストラテジストやテクニカルアナリストは上海総合指数が2500で底を打つとみている。同指数は27日に2735.56で終了。前日からの2日間で計6.9%下げた。

原題:UBS Has a Warning for Those Seeing China Stock Respite (1)(抜粋)

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