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【個別銘柄】アルプス電に売り、航空電子やゼオン安い、日立化成急伸

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28日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  アルプス電気(6770):前日比17%安の2208円で、東証1部売買代金上位。2016年3月期営業利益予想を605億円から525億円に下方修正した。前期比では13%増益が一転、1.9%減となる。一部主要顧客へのスマートフォン向け製品が軟調に推移していることが利益を押し下げる。ブルームバーグによるアナリストの平均値は634億円だった。

  日本航空電子工業(6807):19%安の1157円。16年3月期営業利益予想を270億円から176億円に下方修正した。前期比では4.4%増から一転、32%減となる。中国・アジア向けスマートフォン用コネクタなどの受注・売り上げが停滞していることが響く。市場予想は235億円。

  日本ゼオン(4205):5.8%安の782円。28日午後に発表した15年4-12月期営業利益は前年同期比4.4%増の243億円だった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、10-12月期営業利益は77億円で、同証予想の91億円を下回ったと指摘。高機能材料を四半期比較で見ると、売上高の5億円減少に対し利益は15億円も減っているとし、第一印象はネガティブとした。

  日立化成(4217):13%高の1993円。15年4-12月期営業利益は前年同期比2.2倍の373億円だった。スマートフォン向け機能材料などの売り上げ増加や原価低減、構造改革による固定費削減効果が寄与した。野村証券では、原料価格安メリットなどが予想以上だとして業績予想を増額。株価下落で投資魅力が高まったと評価、投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。新たな目標株価は2300円。

  アドバンテスト(6857):13%高の1100円。16年3月期営業利益予想を100億円から105億円に上方修正した。採算性の良い製品の売上構成比率が高まることが要因で、前期比では28%減へ減益幅が縮小する。市場予想は84億円だった。

  オービックビジネスコンサルタント(4733):14%安の4985円。15年4-12月期営業利益は前年同期比12%増の64億8000万円だった。野村証券では投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。主力のマイナンバーの需要拡大ペースが予想以上に早期に減速し始めたと指摘し、業績予想を下方修正。マイナンバーの過剰な期待が剥落した影響で、株価は当面アウトパフォームできないと予想した。

  アルパイン(6816):12%安の1326円。16年3月期営業利益予想を70億円から45億円へ下方修正した。前期比では61%減へ減益幅が拡大する。自動車メーカー向けや欧米市販向けが予想よりも軟調に推移している上、製品構成の悪化も響く。

  川崎重工業(7012):5.2%安の344円。28日午後に16年3月期営業利益予想を960億円から910億円に減額修正した。前期比では4.3%増に鈍化する。車両事業などの売上高計上時期の見直しに伴う影響や、前提為替レートの見直しを反映した。市場予想は975億円だった。

  富士通ゼネラル(6755):2%高の1570円。16年3月期営業利益予想を240億円から250億円に上方修正した。前期比では7.9%減に減益幅が縮小する。コストダウンや費用効率向上が寄与する。市場予想は244億円。

  GMOペイメントゲートウェイ(3769):5.3%高の6330円。岩井コスモ証券は投資判断を新規に「アウトパフォーム」とした。eコマース市場の拡大を追い風として上場後11期連続で増収増益を続けていると指摘。既存事業の拡大にオンライン融資などのフィンテック関連サービスも加わり、中期的に大幅な利益拡大が期待できると評価した。目標株価は7200円。

  日新電機(6641):9.6%高の1044円。15年4-12月期営業利益は前年同期比2.2倍の42億300万円だった。売り上げでは新エネルギー・環境事業が伸びたほか、コストダウンなど収益向上に努めたことが寄与した。

  信越ポリマー(7970):4.4%高の658円。15年4-12月期営業利益は前年同期比58%増の29億700万円となった。自動車関連分野や半導体・OA機器関連分野の需要が堅調だった。据え置いた通期計画(34億円)に対する進ちょく率は86%。

  みらかホールディングス(4544):7%安の4725円。16年3月期純損益予想を149億円の黒字から58億円の赤字に下方修正した。米国病理検査市場の事業環境が厳しくなっているとして、米子会社に係わるのれんの減損処理に伴い約224億円を特別損失に計上することが響く。

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