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南アのトウモロコシ生産高、25%減少か-記録的干ばつで

  • エルニーニョ現象の影響で降雨量が集計開始以降で最少に
  • 乾燥した天候で供給減少、白トウモロコシ価格は過去最高値付ける

アフリカ最大のトウモロコシ生産国である南アフリカ共和国の今年の収穫高が2007年以来の低水準となる可能性が高まっている。エルニーニョ現象の影響で同国の降雨量は集計が始まって以降で最も少なくなっている。

  南アの穀物予測委員会の広報官、マルダ・シーパーズ氏は27日の電話インタビューで、2015-16穀物年度(15年5月-16年4月)のトウモロコシ生産高が744万トンになるとの見通しを示した。予想通りなら14-15穀物年度の990万トンを25%下回る。ブルームバーグがアナリスト7人を対象に実施した調査の中央値では610万トンと予想されている。

  乾燥した天候で供給が減少し、「パップ」と呼ばれる主食の一つの原料となる白トウモロコシの価格は21日に過去最高値に達した。農業ロビー団体グレインによれば、降雨量が少なくとも1904年以降で最少となっているため、南アは15年-16穀物年度に約97万トン、16-17穀物年度に500万トンを輸入しなければならなくなる可能性が高い。
  
原題:Worst South Africa Drought in Memory Cuts 2016 Corn Crop 25% (1)(抜粋)

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