コンテンツにスキップする

米ヒューストンのガソリン小売価格、アブダビ下回る-原油下落で

米国の石油産業の拠点ヒューストンのドライバーらはアブダビとドバイを下回る値段でガソリンを購入することができる。原油価格の下落に伴い中東の輸出国政府が燃料補助金を引き下げたためで、こうした状況は2008年以来となる。

relates to 米ヒューストンのガソリン小売価格、アブダビ下回る-原油下落で

  アラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー省によると、UAE(首都:アブダビ)で最も安い等級のガソリンの1月の小売価格は1リットル=1.51ディルハム(1ガロン当たり1.55ドルに相当)。一方、ガスバディ・ドット・コムが集計したデータによれば、ヒューストンのレギュラーガソリン価格は最低で1ガロン=1.32ドルとなっている。ヒューストンでの平均価格がアブダビを下回るのは08年以来だという。アブダビ、ドバイをはじめ7つの首長国で構成されるUAEでは燃料価格が統一されている。

  指標となる北海ブレント原油の価格は今年に入って16%下落。年間ベースでは過去3年連続で下げている。これにより、全米でガソリン小売価格が値下がりしているが、世界の原油の約20%を供給するペルシャ湾岸諸国では逆の影響を及ぼしている。サウジアラビアとUAE、カタール、オマーン、バーレーンは過去半年間に燃料補助金を削減または廃止している。

原題:Oil’s Drop Makes It Cheaper to Fill Up in Houston Than Abu Dhabi(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE