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クアルコム:1-3月利益見通しは予想下回る-スマホ市場競争激化

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クアルコムの1-3月(第2四半期)利益見通しは、アナリストの予想を下回った。成長が鈍化しつつあるスマートフォン市場での競争激化で、半導体受注が影響を受けていることが示された。

  27日の発表資料によると、1-3月期の純利益は1株当たり69-79セント、売上高は49億-57億ドル(約5800億-6770億円)の見通し。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は、1株利益84セント、売上高56億6000万ドルだった。

  クアルコムの売上高で最大の割合を占める携帯電話用プロセッサーやモデムを製造する部門は、市場全体の減速や、価格・性能面でクアルコム製に匹敵する競合製品の量産に押されている。スマートフォンメーカー大手3社が独自の部品設計を増やしていることも、需要減退につながっている。

  サンフォード・C・バーンスティーンのアナリスト、ステーシー・ラスゴン氏は、「問題は構造的であり、消えるものではない。市場は飽和しつつあり競争環境は悪化している」と指摘した。

  クアルコム株は決算発表後の時間外取引で下落。通常取引終値は2%安の47.53ドル。

  昨年10-12月(第1四半期)利益は15億ドル(1株当たり99セント)。前年同期は19億7000万ドル(同1.17ドル)だった。売上高は57億8000万ドルに減少した。アナリスト予想平均は1株利益が83セント、売上高が56億8000万ドルだった。

  スティーブ・モレンコフ最高経営責任者(CEO)は、スマホ市場の成長は続くが、アップルやサムスン電子などの一流ブランドの間で「弱さ」が見られると指摘した。

原題:Qualcomm Forecasts Show More Competitive Smartphone Market (2)(抜粋)

(10-12月期決算やCEOのコメントを追加して更新します.)
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