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米フェイスブック:売上高52%増加-広告とユーザー拡大がけん引

更新日時
  • 10~12月期はモバイル関連の売上高が全体の約80%を占めた
  • 月間アクティブユーザー数(MAU)は15億9000万人強に達する

ソーシャル・ネットワーク・サービス (SNS)最大手、米フェイスブックの昨年10-12月(第4四半期)決算では、同社が広告収入を順調に伸ばしていることが明らかになった。

  売上高は前年同期比52%増加し、前期に引き続き過去最高を更新した。ユーザーの情報を活用した広告販売が好調だった。決算発表を受け、株価は12%上昇した。

  フェイスブックの月間アクティブユーザー数(MAU)はスマートフォンとタブレットを中心に伸び、15億9000万人に達した。これが利益につながり、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が将来に投資する余裕が生まれている。同CEOは27日の投資家との電話会議で、もっぱら仮想現実(VR)や人工知能、世界的なインターネットアクセスといった最先端事業について語った。こうした取り組みはすぐには成果に結びつかないものの、ネットユーザーのデジタルライフの中心にフェイスブックを位置付ける狙いがある。

  ザッカーバーグCEOは「われわれの戦略はうまく行っており、今後さらなるチャンスが期待できる」と発言。「従ってわれわれは長期的により素晴らしい成果を生み出すために投資を続ける」と語った。

  フェイスブックの高い広告ターゲティング精度がマーケティング責任者を呼び込んでおり、同技術は画像共有サービスを手掛ける傘下のインスタグラムをはじめ、他の分野にも導入されている。

  27日の発表資料によれば、売上高は58億4000万ドル(約6930億円)。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均は53億7000万ドルだった。モバイル機器からの売上高が全体の約80%を占めた。

  モネス・クレスピ・ハートのアナリスト、ジェームズ・キャクマック氏は、「広告主がマス・マーケットをターゲットにしたいと考えた場合、フェイスブックとグーグルという2つの選択肢しかない」と指摘。「フェイスブックは引き続き、最も伸びている広告支出のプラットホームだ。ユーザー向けに新たなチャンネルを開く中でもそれは変わらないだろう」と述べた。

  10-12月期の純利益は15億6000万ドル(1株当たり54セント)と、前年同期の7億100万ドル(同25セント)から2倍余り増加。一部項目を除いたベースの1株利益は79セントと、アナリスト予想の平均(68セント)を上回った。

  27日の米時間外取引で、フェイスブックの株価は上昇、105.87ドルを付けた。昨年34%上げた同株も今月の世界株安の影響を免れず、今年に入って9.7%下げている。

Facebook Revenue vs. Price

原題:Facebook Thrives as Ads and Users Turbocharge Sales Growth(抜粋)

(CEOの発言などを追加して更新します.)
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