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欧州債:ドイツ国債、ほぼ変わらず-FOMC決定を控え

27日の欧州債市場では、ドイツ国債がほぼ変わらずとなった。10年債は前日まで続伸していたが、この日は失速した。この後に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定が注目されている。

  イタリア10年債と同国の銀行株は一時の上げを消した。同国政府と欧州委員会が合意した銀行の不良債権処理計画では、金融システムの健全性を回復するには不十分との懸念が強まったことが背景にある。イタリアの銀行株は1週間以上にわたり荒い値動きを続けている。

  中国市場と商品相場の混乱が昨年12月に利上げした米当局の引き締め路線に影響を及ぼすかを見極めるため、市場の関心はFOMCに移りつつある。

  DZバンク(フランクフルト)の主席市場ストラテジスト、ダニエル・レンツ氏は「原油相場が1月に急落したことを考慮し、FOMCの語調は12月よりもハト派的となり得るとみている」と述べ、米当局が年内に2回以上の利上げを行う公算は小さいとの見方を示した。「米当局がそうした方向にあれば、欧州債への支援要因となるだろう」と語った。

  ロンドン時間午後4時4分現在、欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは前日比ほぼ変わらずの0.45%。一時は0.42%と、昨年5月5日以来の低水準を付けた。前日までの2営業日では4bp下げた。同国債(表面利率0.5%、2026年2月償還)価格は100.5となった。

  イタリア10年債利回りもほぼ横ばいの1.51%。今月7日以来の低水準となる1.47%まで下げる場面もあった。  

原題:German Bonds Halt Two-Day Gain Before Yellen Takes Center Stage(抜粋)

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