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鉄鉱石、今年の金属価格で最も下落へ-世界銀行が予測

  • 鉄鉱石価格予想を大幅下方修正「需要はピークに近づきつつある」
  • 2019年末まで50ドル未満にとどまると予想、中国経済の減速など考慮

世界銀行は金属のうち今年最も価格が下落するのは鉄鉱石となる公算が大きいとし、2020年末までの価格予想も引き下げた。低コストによる供給が続き、供給量が需要を上回っていることを理由に挙げた。

  世界銀行は四半期見通しで、鉄鉱石の需要がピークに近づきつつあり、今年の平均価格はトン当たり42ドルになると予想。昨年は55.80ドルだったため、25%値下がりになる。昨年10月時点では今年の鉄鉱石価格を59.50ドルと見込んでいた。

  一方、ニッケルは16%、銅は9%それぞれ下落する可能性があるとした。

  世銀はさらに17年の鉄鉱石価格見通しを44.10ドルとし、従来予想を28%下方修正。19年末まで50ドルを超えることはなく、20年末にようやく51ドルに浮上すると予測した。この予測には、いっそうの中国経済減速や安い生産コストの一段の低下による供給増加、生産国の通貨下落などのリスクがあるという。

原題:World Bank Predicts Iron Ore Will Be Worst Metal Performer (3)(抜粋)

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